学生ボランティア活動の種類
学生ボランティアに参加したことはありますか?
学生ボランティア活動の種類は、福祉、環境、地域、文化、国際の5つの分野に分かれています。
福祉では高齢者や障害者の生活支援、病院での活動、環境では自然保護や保全、リサイクル活動、清掃や浄化などがあります。
地域ではまちづくり、災害支援、文化では美術館や博物館での文化活動、保全、育成、スポーツ活動の支援、国際では国際協力などになります。
具体的には、地域のイベント支援、ゴミ拾いなどの環境改善、放課後の障害者の子供たちへの学習支援など、全国各地で様々なボランティア募集が行なわれています。
就活のポイントアップにもなることはもちろん、学生にとってかけがえのない経験になるはずですので、ぜひまだ参加したことがないという学生は、積極的に参加することをおすすめします。
社会貢献・感謝される喜びを知る
学生ボランティア活動に参加する学生が増加傾向にあります。
近年、ボランティア活動の経験があると就活での自己PRになり、有利に働くということも影響しています。
確かに学生ボランティアには、そういった面もありますが、本来は自分のためではなく、社会貢献のためにする行為です。
ボランティアに明確な定義はないとされていますが、基本的概念は、自主性・社会性・無償性と言われています。
ボランティア活動とは、社会のために無償で、自主的に、周りと連携しながら行う活動です。
学生の中には、ボランティアに参加するようになってやりたいことが見つかったという人や、社会問題に対してより関心を持つようになった、ボランティアにやりがいを感じるようになったという人も多く、その後の人生に大きな影響を受ける人も少なくありません。
学生ボランティアを通じて、社会に貢献しているという実感と、感謝される喜びを知ることで、人間としての成長を得ることができるのです。
視野が広がる
学部、部活、サークルという学内の狭い世界だけで生活していると、視野も狭くなりがちです。
学生ボランティアに参加することで、外部の人と交流し、社会問題や環境問題、教育問題などの解決のためにチームとしてかかわることで、今までにない発想、知識、考え方が持てるようになります。
また、ニュースなどでしか触れずにきて、他人事だった社会問題を身近に感じることで、問題の実態を知り、自分のこととして考えるようにもなります。
このように、自分が社会の一員であると認識を改め、大きく視野を広げることにも繋がっていきます。
しかも、ボランティアはチームプレイとなりますので、協調性が身につき、自分がどう行動するべきか、何ができるかなど、自己分析にも役立ちます。